Category archive: 政治・社会・環境

ヒッピー導師 スティーブン・ガスキン

ヒッピー界の象徴的人物、スティーブン・ガスキンが昨年7月1日に79歳で亡くなっていた。1971年、テネシー州サマータウンに開いたコミューン「ザ・ファーム」は今も健在で、200人ほどのメンバーが暮らしている。

ガスキンは大の大麻愛好家。ハイ・タイムズにもよく寄稿し、「金銭を介さずに、愛をもって育てられたものが、もっともクリーンな良い大麻だね」などと語っていた。コミューンではアルコール、タバコ、LSDは禁止だったが、大麻は聖なるものとして栽培し、大麻草の傍らに裸で座り、フルートを吹いて聴かせていたとか。

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警察の暴力への抗議デモについて

先週末13日、ニューヨークのど真ん中でミリオンズマーチという大行進があった。ミズーリ州ファーガソンの黒人青年マイク・ブラウン、ならびにニューヨーク市の黒人男性エリック・ガーナーを死なせてしまった白人警官が、いずれも不起訴となったことに抗議するデモのひとつ。

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インターナショナル・ドラッグポリシー・リフォーム・カンファレンス

21歳のイフェタヨ・ハーベイさんは麻薬戦争の被害者のひとり。父親は70年代にアメリカへやってきたジャマイカからの移民で、おとり捜査官にコカインを売り、8年服役した後、ジャマイカへ送還された。父親不在の子供時代。「コスビー・ショー」のような家族にあこがれていたというイフェタヨさん。しかし、それは決してかなわない夢であることも知っていた。

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スチュアート・ブランドのホール・アースのヴィジョン

ホール・アース・カタログの「ホール・アース(地球全体」というアイデアは100マイクログラムのリゼルグ酸ジエチルアミドの力を借りて受け取った。1966年2月、トリップスフェスティバルの1ヶ月後のこと。僕はそのときサンフランシスコのノースビーチで屋根の上に座っていた。28歳だった。

屋根の上から見た建物は平行に並んではいない。なぜなら建物の下の大地がカーブしているから。みんな、地球は平でどこまでも続いているかのように思っているけど、その間違いが地球に対する不作法の原因なのだとバックミンスター・フラーは言っていた。このことを伝えなければならない。写真があればいいんじゃないか? 宇宙から見た丸い地球全体のカラー写真が。そうすればもう誰も今までと同じ目で地球を見れなくなるだろう。どうしたら宇宙へ向けられたNASAのカメラを反対向きにできるだろう?

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311以降 思うこと

運転免許証を更新した。日本の免許制度はひどい。奴らは本当は免許を取らせたくないのだ。私は高校を卒業してすぐに教習所に通い免許を取得したが、教習所の費用は40万円にもふくらんだ(多少、運転技術の上達が遅かったことは認める)。路上での練習中に「免許取れたら車なに買う?」と助手席の教官に聞かれ、「全財産使い果たしたので買えません」と答えた。怒りに似た感情ががこみ上がってきた。

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放射能汚染土壌を浄化する産業用大麻

アメリカの大麻合法化団体NORMLが放送しているNORML Show Liveで、ラディカル・ラス・ベルヴィルさんが興味深いことを言っていた

1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故後、セシウム-137、ストロンチウムなどの放射性物質で周辺の土壌は汚染され、さらに食物連鎖により植物や動物に汚染物が取り込まれた。汚染物を土壌から取り除くために、ファイトレメディエーションと呼ばれる技術が利用されたのだが、これはある種の植物が、土壌や水中から汚染物質を吸い上げて分解するという特性を利用して、環境を修復、浄化しようというもの。そして、その目的にふさわしい植物が、THC含有量の少ない産業用大麻だというのだ。

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サイケデリクス研究協会MAPSの仕事:リック・ドブリンの講演

サイケデリックサイエンス会議

今週末、4月15日から18日までの4日間、カリフォルニア州サンノゼでサイケデリクスの国際会議 “Psychedelic Science in the 21st Century” が開催される。これは、LSD発見から50周年を祝った1993年の国際シンポジウム以来の大規模なもので、『LSDサイコセラピー』のスタニスラフ・グロフや、統合医療のアンドルー・ワイル、MDMA治療のマイケル・ミットホーファーやシロシビン研究のローランド・グリフィスなどなど、国内外のサイケデリクス界のリーダー達が集い、医療研究の発表や未来展望を話し合う。

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革命がはじまった (3) 大麻合法化のための3つの作戦を米国の流れをみながら考える

米国で大麻喫煙がはじまったのは第一次世界大戦後であった。メキシコ人移民労働者から伝わり、まずは南部の町に住む黒人たちの間で流行した。初期の使用者はミュージシャンが多数を占めていた。年月を重ねるうちに、周辺の小グループへと普及していったが、白人中流階級まで到達したのは、大麻が大学キャンパスで起きていた学生運動のトレードマークとして際立つようになった60年代のことであった。それ以来、着実に人気は上昇し、現在では、数ある違法薬物の中でもっとも広範に使用されている薬物となった。最初期のころから大麻はたくさんの論争を巻き起こしてきた。大抵の場合、大麻が連想させるものゆえにだ。ヒッピーや革命論者と混同される以前から、大麻はマイノリティー人種や、社会の枠からはみだしたサブカルチャーとつながっていたからだ。現在もっとも広範に使用されているにもかかわらず、支配層はいまだに大麻を危険視し、アルコールやタバコよりも有害で、ヘロイン乱用へ繋がるおそれがあると主張している。 (Andrew Weil M.D., From Chocolate to Morphine, Revised Edition)

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革命がはじまった (1) 医療大麻活動家・成田賢壱くんと戦略会議

すでにご存知の方も多いと思う。最近、カリフォルニアからインターネットで生放送をしている成田賢壱くん。クローン病と闘う彼は、病院から出る化学薬剤を飲まずに、医療大麻を選択した。先日、ご本人にお会いすることができた。彼と話したこと、話していないこと、医療大麻について、日本社会について、思うところを好き勝手に書いてみます。

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