テネシーウイスキーという大麻の歌


かなり久しぶりにCDを買った。しかもカントリーだ。トランスでもアンビエントでもサイケデリックロックでもなくカントリー。

アメリカ中西部ケンタッキー州出身のクリス・ステープルトンは、カウボーイハットをかぶった髭面の屈強な荒くれ男という印象。昨年リリースされたソロデビューアルバム『トラベラー』は、ビルボード1位を獲得し、今月15日に発表されるグラミー賞にもノミネートされている。

カントリーチャートで1位をつけた『テネシーウイスキー』という曲がすごくいい。骨太なヴォイスで歌唱力がある。酒場に入り浸るダメ男を助けてくれた恋人への愛を歌っているのかと思いきや、歌詞をよく読んでみると、間違いなくこれは大麻の歌なのである。アルバムには他にも”Might as Well Get Stoned”など、大麻について歌った歌が収録されているのだから、買わないわけにはいかない。

オフィシャルサイトのトップページの写真のような、首を180度近く後ろにひねっても最後尾が見えないくらい長〜い貨物列車が、地平線と並行して走っている。一日中ドライブしても景色が変わらない。大きな空の下、砂埃で汚れたピックアップトラックが草原を颯爽と横切っていく。そんな中西部の風景に浸ると、カントリーもなかなかいいなと思えるようになる。

適当に日本語訳してみた(英語歌詞

テネシー・ウイスキー

酒場に入り浸る毎日だった
愛してくれるのは酒だけだと思っていたけど
キミはどん底に転げ落ちそうな俺を救ってくれた
手遅れになる前に引きずり上げてくれた

テネシーウイスキーのようにスムースなキミ
ストロベリーワインのように甘くて
一杯のブランデーのようにあったかい
ハニー、キミの愛にストーンしっぱなしさ

ずっとお決まりの場所で出会いを探していたけど
ボトルの底はいつもドライだった
でもキミがハートを注いでくれたとき、俺はしっかり受けとめた
だってキミみたいに俺をハイにしてくれるものは他にないからな

そうさ、キミの愛にストーンしっぱなしさ

大麻について歌っているカントリーの曲といえばウィリー・ネルソンが有名ですね。
Roll Me Up and Smoke Me When I Die (俺が死んだら巻いて吸ってくれ)

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3 comments, add yours.

匿名

「テネシー・ウィスキー」ってジャックダニエルのことだと思うのです。テネシーウィスキーはメープルの炭で濾過してるのが特徴で、スムース&スウィートな味わいなところが他の地域のバーボンとの違いとされていますし。Stonedって「酒や大麻に酔った状態」って意味のスラングですが、カントリー&ウェスタンの曲であるという文脈を考えると、stonedという言葉から無理に大麻にこじつけず純粋にジャックダニエルについて語ってる歌と捉えるほうが素直なような…。

    Love S. Dove

    Author

    そうですか?同意いたしかねますね。

    もしかして検索でいらっしゃったカントリー好きの方でしょうか?
    ドラッグに関するスラングを日本語の辞書で調べてもしょっちゅう間違ってますよ。

    「テネシーウイスキーのようにスイートなあなた」
    と言っているので、「あなた」について歌っています。

    また、「あなた」と出会う前は、酒(liquor)だけが彼の知っている唯一の愛だったとも言っているので、酒と比較対象になる何かを指していると思います。

    もし「あなた」が大麻じゃないなら、きっと恋人のことでしょう。

初めまして、サイケデリックスなどを調べていたらこのブログに辿り着きました。
海外生活&精神世界に傾倒している者です。私も自分の体験や今の思想を記録に残しとこうと思い、ブログを作りました。
興味がありましたら覗いてみてください。
人と精神世界についてディスカッションしたりするのが好きです。

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