Tag archive: ニューメキシコ

全米レインボーギャザリングが抱える課題 (3) ~自由で平和な世界のつくり方

レインボーギャザリング

太陽がおしえてくれた、本当の自由

7月4日。今日は、日の出から正午まで、静かに世界平和を祈るため、楽器の演奏もおしゃべりも禁止。広場にはサイレントサークルと呼ばれる輪ができており、その中心には、インドの神様や故人の写真、セージにお線香、なにか意味のある石など、さまざまな宗教とニューエイジアイテムが、ごちゃ混ぜに供えられている。瞑想する人、裸で寝そべっている人、ヨガのポーズをきめている人、泣いている人、全裸泥まみれで合掌している人。立派な杖を持ったおじいさんは、もう片方の手の人差し指を天に向けてまっすぐつきあげている。そして下半身だけ裸。

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全米レインボーギャザリングが抱える課題 (2) ~ヒッピーよりもパンクキッズ

メインメドウ

翌朝。まだ小雨が降っている。シャトルバス、というかピックアップトラックで20分、さらに徒歩で20分ほど山を登ると、そこに現れたのは腰まであるドレッドヘアのお爺さん二人。写真で見たようなヒッピーファッション。やってくる人たちに挨拶をする「ハッピーヒッピー」だ。
「グッドモーニング、シスター!Hydrate or die!」(水を飲まないと死んじゃうよ!)
ここは標高9000フィート。富士山の5合目くらい。メイン広場への行き方をおしえてもらう。

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全米レインボーギャザリングが抱える課題 (1) ~2009 ニューメキシコに参加して

レインボーギャザリング

私にライド(車の相乗り)をオファーしてくれたのは、ワシントン州から来た若い男女のカップルだった。待ち合わせをしたタオスの広場に、ディーゼルで走るおんぼろベンツワゴンで彼らが現れたときにはもう日が暮れていた。これから私たちが向かうのは「ギャザリング」の会場、サンタフェ・ナショナルフォレスト。運転手はトミーと名乗る愉快な男性だ。シュタイナー学校の卒業生で、彼女と一緒に今年初めてのレインボーギャザリング参加とのこと。ちょっと運転が荒いけれど・・・。

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ラマ・エクスペリエンス!

ラマ・ファウンデーション

前日からの雷と嵐で、めずらしく深い霧につつまれた日曜日の朝。不気味にそびえ立つ黒こげの死んだ木々は、13年前、ひどい山火事にみまわれた痕跡だとか。標高2600メートル。ちょうど富士山の5合目くらいにあたる、その山頂に到着すると、雲の上に浮かぶ要塞、いや秘密基地?のようなドームがドーンと現れる。

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シュリ・ニーム・カロリ・ババ、サンタ・マハラジ

ニーム・カロリ・ババ

ニューメキシコ州タオスにあるニーム・カロリ・ババ・アシュラムに滞在中。ニーム・カロリ・ババ?なにそれ?という人も、60年代ヒッピー小僧のバイブル『ビー・ヒア・ナウ』の著者ラム・ダスが、インド行脚中に出会い、弟子入りしたグル、と言えばわかる人も多いのでは。そう、1200マイクログラムのLSDを飲んで、なにごともなかったかのように平然としていた超人のことだ。

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北ニューメキシコで自給自足生活 若い兄弟の勇気ある選択

アメリカ南西部(サウスウェスト)には、ふしぎな開放感がある。都会からやってきて、この土地と恋におち、そのまま住みついてしまった、そんな人も多い。Land of Enchantment(魅惑の地)というニックネームをもつニューメキシコ州。その北部、ラス・トランパスにあるジェミナイ・ファーム(Gemini Farm)に行ってきた。素晴らしかった!

車一台がやっと通れる赤土のデコボコ道。その行き止りにたたずむアドービ(アドベ)ハウス。太陽の愛でこんがり焼かれた赤茶色のナチュラル建築は、泥とワラでできているそう。丸みのあるオーガニックなたたずまいは、自然とよく調和する。開けっ放しのドアから中に入ると、食卓を囲む4人の男に歓迎される。「ウェルカム!」

ジェミナイ・ファームをはじめたのは、ニューメキシコ州サンタ・フェ出身のティーグとコズマ兄弟。西部開拓時代の山男のような風貌にぶっ飛ばされる。

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